自尊心とは。
昨日の記事で、自尊心とは《何も理由がなくても自分は素晴らしい存在である》と手放しで思える事、と言う見解を書いたのですが
且つ、それは誰とも何とも比べない事、上も下もなく ただ唯一の個体として《理由なく素晴らしい》と言う不変的な事かと思っています。
何かが出来ないから劣っているとか。
何かが出来るから優れているとか。
それは社会的な理由や、何かと比較したから生まれる感情であって。
何かと比較した上で生まれる負の感情(〇〇だから自分は駄目、〇〇だから自分は劣っている等)について昨日お話しましたが
仮に自分に自信がついたとして「〇〇だから自分は優れている!」と、それがまた何かと【比較】した上での自信では良くないと思っています。
「自分は駄目だ」と思う劣等感に比べれば気分自体は明るくなるとは思いますが、それだと今度は【優越感】に浸りたくなったり、他人を見下したする様になると思うからです。
何かと『比べた上で』劣っている。
何かと『比べた上で』優れている。
結局は周りや他人と【比較】しなければ自分の価値を見出だせず、【他人との比較競争】から抜け出せない
それではきっと根本の苦しさ、生きづらさは変わらないと思うのです。
だからこそ他の何とも比べず、ただ何の理由もなく《自分は素晴らしい》と思える自尊心が大切なのだと思います。
とは言え意図するしないに関わらず、小さい頃から何かと比べる・比べられる事の多い世の中だと思うので、《何の理由もなくても自分は素晴らしいと思える自尊心》なんてなかなか育ってこないのが現状かと思いますが(勿論そういった環境やご家庭にて育ってきた方々も居るのでしょうが)
今はまだまだ少ない自尊心、それが『アリ』だと思える様に意識の書き換えをしていきたいものです(^_^)
【自己愛】と《自尊心》は違うのですね。