引き寄せの法則で心を穏やかに。

不安障害な私が 引き寄せの法則や潜在意識を使って改善を試みたり考えたりするブログです。

第3の選択肢

不安障害が再燃して丸4年、頓服以外の薬を飲まずにやって来ました。

スピリチュアルの教え(内面を整える、自分を大切にする)から、「(常用の)薬を飲まなくても自分で治せるのでは?」と思ったからです。

 

しかしその間、ずーっと「でもやっぱり薬を飲んだ方が早く治るのでは?」と言う思いはありました。実際、以前は薬を飲んでほぼほぼ普通の生活が出来るまで回復したからです。

 

「薬を飲まずに考え方を変えて治せるか試してみよう」

「いやいや、やっぱり薬を飲んだ方が早いんじゃないか」

「いや、でも薬なしでも治せるかも知れないし」

「いやでも、やっぱり薬を飲んだ方が・・」

の繰り返し。

 

調子の良い時は「よし、この調子で薬なしでやっていこう!」と思い、調子の悪い時は「やっぱりスピリチュアルとか言ってないで薬飲んだ方が・・」と思い、そんな葛藤を続けながら結局は病院に通わないまま4年を過ごしてきました。

 

そして昨年末、そんな葛藤に疲れてしまったんです。

いつまでも、薬を飲む!にも振り切れず、かと言って薬を飲まずに治してやる!と言う信念も貫けない。

HAPPYさんのように自分でどうなるのか実験してみたい気持ちもあったけれど、それを貫くよりも私は早く治りたかった。

 

迷う気持ちはあったけれど、もう大人しく薬を飲もうと。

そうすれば、少なくとも「薬を飲むか飲まないか」「病院に行くか行かないか」と言う悩みはなくなる。

年末、私は以前と違う病院に行ってみました。予約を取らなくても良い病院だったので直接行ってみたのですが、さすがに年末は混んでいたようで年内はもういっぱいだから年明けに来てくれと。私は、年明けすぐは混んでいそうだから1月中旬~下旬辺りに行けばいいかなと思っていました。

どうせまた毎日薬を飲むようになるのだしと、今まで極力飲まないようにしていた頓服も少しの不安でも飲むことにしました。不安になった時「頓服飲もうかな?いや、まだ大丈夫かな?」と考えることも面倒くさくなったからです。

そうして1月には病院に行こうと思った私は、年始に電車に乗りました。

いつもは行けて3駅位、その先は急にハードルが上がり、最大7駅先まで行けたことがありましたが、4年間ほぼ電車に乗ると言ったらその3駅間でした。

その日も軽く、無理しない範囲で行こうと思っていました。頓服も飲み、その日は6駅先まで行けました。6駅先へ電車が着いた時、「降りずにこのままもう一駅だけ行ってみよう」と思いました。(以前行った7駅目は乗り換えた1駅先だったので)

そうして電車が動き出し、窓から4年以上ぶりに見る景色を見て「もっとこうやって色々な景色を見たいなあ」と思いました。

着いた7駅先で改札を出ず折り返したのですが、ふと「以前よく行っていた14駅先の場所に行ってみたい」と思ったのです。

4年間で行けたのは最大7駅先まで、それもたまたま数回程度、家から離れていくのが怖い、すぐに帰れない先で不安になったら。

それでもその時は何故か「もし不安になってもいいから向かってみたい」と思ったんです。

そうして戻った6駅目で乗り換え、その駅へ続く電車に乗りました。乗り換えて1駅目、この4年間で一番遠くまで来れた駅です。その駅を通り過ぎ、4年ぶりにその先へ出ました。

不安になってもいいとは言ったものの不安になりたい訳ではないので、途中で怖くなったらいつでも引き返すつもりでした。あくまで「向かってみる・チャレンジしてみる」と言うことだったので。

そうしていつでも降りれるように駅に着くたび自分の様子を観察して、まだ降りなくて大丈夫、まだ降りなくて大丈夫・・を繰り返し、目的の駅へ着きました。

行けるなんて思っていなくて、怖ければ降りてすぐ反対の電車に乗ることも考えてましたが、そこまでではなかったのでとりあえず改札まで。改札を出れるか?も考えましたが何とか出れそう。怖ければまたすぐ入ろう。そう思って改札を出て、まだ何とか大丈夫。ほんの少し歩こう。怖かったらすぐ戻ろう。それを繰り返し、結局その駅近辺を1時間ほど散策しました。

後半さすがに疲れて来て、体が疲れると不安になりやすくなるのでそうなる前に戻り、結局大事に至ることなく無事帰って来る事が出来ました。

 

 

そうして、私の中に

1.薬を極力飲まずに考え方を変えることで不安障害を改善する

2.薬をちゃんと飲んで不安障害を改善する

の2択から

3.頓服を利用しながら行動し、不安障害を改善する

と言う3つ目の選択肢が生まれました。

 

そんなの当たり前のことなのですが、何故か「薬を極力飲まない」or「薬を毎日飲む」と言う両極端な発想しかなかったんですよね。それで、どちらにも振り切れず4年間悩んで来ました。

結局、「頓服だけでも何とかなるのでは」と言う考えに至ったので病院には行かず、以前貰ったレキソタンを飲んでいます。

その後1月~3月の間もちょこちょこ電車に乗り、今まで行けなかった9駅先、10駅先にも行けているのでただのまぐれではないようです。頓服は基本飲むけれど、1度乗り換えアリの9駅先に行った時は終始飲まずに過ごせました。地下鉄にも4年以上ぶりに乗りました。

このままどんどん出来る事が増えればこのままでいいし、どうしても進めない壁にぶち当たる事があれば病院に行ってもいいと思ってます。

昨年『許す』をテーマに掲げていましたが、結局私は「薬を飲むこと・病院に行くこと」を許せていなかったんですよね。以前「薬は杖のようなもので支えてくれるもの」と書きましたが「上手く杖を使って歩けたらいいよね」と思いつつも「でも杖なしで歩けたらもっといいよね」と思っていたんだと思います。

それが昨年、もう悩むの疲れたから大人しく病院行こうと思った事で、頑なだったものが緩み、それがある種の『許す・許容』に繋がったんだと思います。

 

因みに今年のテーマとして掲げた

・いつもと違う選択をする

・罪悪感からの解放

・先入観、固定観念、思い込みからの解放

については、うち2つの

・いつもと違う選択をする(いつもならしない14駅先に向かってみる)と

・先入観、固定観念、思い込みからの解放(今まで3駅先に行くのがやっとなのにいきなり14駅も先なんて行けるはずがない)

を一先ずクリア出来たかなと思います。クリアと言っても1度出来たらokと言うものではないので引き続き意識していきたいと思います。

 

ただ、今年は年初めから私にとっては大きく事が動いたし、これからもさらに良くなっていくことを期待していますo(^‐^)o

 

私次第ですね。

 

 

『世界は自分で創る』

 

 

です(^^)y