引き寄せの法則で心を穏やかに。

不安障害な私が 引き寄せの法則や潜在意識を使って改善を試みたり考えたりするブログです。

アドラー心理学で良いと思う部分と同意出来ない部分

私は本を読むのが苦手なので《マンガで分かる》系のアドラー心理学しか読んだ事ないですが、その中で私が「良いな」と思える部分を紹介します。

 1.課題の分離 

《他人の課題》と《自分の課題》を分け、『他人の課題に踏み込まない』また『自分の課題に踏み込ませない』

他人の問題(課題)を解決してあげようとか、自分の問題を解決してもらおうとか、または他人にこう言われたからやるとか諦めるとか。他人と自分との境界線を曖昧にせず『他人はその人の人生を生きている』『自分は自分の人生を生きていく』と明確に分ける事が大切なんだと思います。

2.『ユー・メッセージ』ではなく『アイ・メッセージ』

主語を「あなたは~」ではなく「は~」にする。

「あなたって〇〇だよね」や「あなたのそれおかしくない?」等の言い方だと、相手は自分の事を上から決め付けられたようで反発したくなる。

「私はこうしてくれると嬉しいな」や「私はこう思うんだけどどうかな?」と『自分側の想い』を伝えると、相手は自分の事について言われていないので反発する事もなく「そっか、そう思うんだな」と理解してくれやすい(だからと言って自分の思うように動いてくれると言う訳ではない)

「あなたは~」にしてしまうとコントロールになっちゃいますもんね。

 

この2つは理解と同意が出来ます(アドラー心理学でなくともよく聞く話ではありますが・・)

 

次に同意出来ない部分について。

1.理性と感情、意識と無意識の区別など無い

2.トラウマなど無い

3.劣等感は良い事で劣等コンプレックスは良くない(攻撃・自慢・不幸アピールが良くないと言う部分は同意しますが)

4.人間の悩みは全て「対人関係」の悩みである

5.「他者信頼」「他者貢献」して自分に価値を見出す事で「自己受容」出来る

です。

まず1はシンプルに同意出来ないし2も乱暴で心に痛みを抱える人には厳しすぎる。3は世間で言う劣等感を劣等コンプレックスと言っていて、ここで言う「劣等感」は「悔しさをバネに」と言う反骨精神のようなものだけど皆が皆そう言う精神を持っているとは思えない(私にその精神がないからそう思うのかも知れませんが)4も確かに大半はそうだと思うけど「全て」ではないし、5の共同体感覚を持って他人に貢献してこそ自分の価値を感じられると言うのは、結局内側ではなく外側を見てる事に繋がる気がするので私は嫌だなあと感じます。

 

ただこれは批判目的ではなく「現時点で私が思っている事の記録」なので、今後「あの時はこう思ってたけど考え方が変わったよ!」とか「あの時はこういう意味だと思ってたけど誤解してたよ!」等《考え方や理解の移り変わり》が見て取れたら面白いなと思い書き残そうと思いました。私もマンガ本+α の知識と私の理解力でアドラー心理学の全てを正しく理解してるとは思わないので。

今後また考え方・理解が変わる事があればその都度書いていきたいなと思います。