引き寄せの法則で心を穏やかに。

不安障害な私が 引き寄せの法則や潜在意識を使って改善を試みたり考えたりするブログです。

「不安」になる事で「安心」したい

「止まない雨はない」や「悲しみはいつまでも続かない」など
「悪い事はずっとは続かないから大丈夫」と言った考え方がありますが
それとは逆に「良い事はいつまでも続かない」「こんな良い事があったら反動で悪い事が起こるんじゃないか」と言った《良い事の次には悪い事が起こる》と言った考え方や思い込みもあるのではないでしょうか。

私は以前、心理カウンセリングで「不安に依存していて、不安に浸っていないと不安になる」と言われた事があります。
脳は怠け者で「変わる事」を嫌がるそうです。「変わる」為には「いつもと違う事」をしなければならない。そのいつもと違う事が面倒なようで、だから習慣を変えたり習慣づけたりが難しく、三日坊主になったりするのだと思います。
からしてみたらシステム化(習慣化)して、何もしない(無意識)でこなせる事を、違うシステムが入ってきてそれに対応(働く)しなきゃいけなくなったら面倒ですよね。
なので「今のままでいいじゃん!」と現状維持しようとする(ホメオスタシスが働く)みたいです。
それと同じで、不安が長く続き、不安である事に慣れ、【不安である事ががいつもの状態】になると、それを変えようとすると
「あれ、【不安】がないよ?いつもの状態じゃない!《いつもの状態》に戻さなきゃ!」と不安を求めるようになる・・・これが「不安じゃないと不安」「不安になる事で『安心』したい」と言う事なんじゃないかと思います。
以前コメントでお話した「不安障害が治らない(不安なままである)事のメリット」にも繋がるかも知れません。

最初の話に戻ると「良い事があったら反動で悪い事が起こるんじゃないか」と言う思い込み、観念、信念(そうである、と信じている事)それを証明する為に【悪い事】を探し求めてしまうのではないかと。そうして【悪い事】を見つけ「ほらやっぱり思ったとおりだ!!」と《自分の信じている事の証明》をして安心する。と共に「良い事の次には悪い事が起こる」と言う観念を強めていく。

そうやって自ら不安や嫌な事を作り(探し)出しているのではないかと言うお話です。
そうなるように望む(思考が現実化する)と言う意味ではこれも引き寄せの法則と言えると思います。