引き寄せの法則で心を穏やかに。

不安障害な私が 引き寄せの法則や潜在意識を使って改善を試みたり考えたりするブログです。

《気づいた》から何になるの?

引き寄せを知る前から私はちょこちょこ心理カウンセリングを受けていました。
そこでずっと「気づくだけでいい」「気づく事が大切」と言われていましたが、それが私にはよく分からなくて。「《気づいた》から何になるの?」と思ってました。「気づけば自然に行動が変わる」と言われても「《気づいた》よ?でも別に変わらないよ?」って感じで。
普段そこまで気に掛けてないからそんなには気づかないし、気づいたとしても《その時》ではなく《後から》気づいて「何であの時気づかなかったんだろ、あの時気づいていればこう出来たのに」と逆に自己嫌悪に陥ったり。
ただカウンセラーさんの言う「気づくだけでいい」はちょっと言葉足らずだったんじゃないかなぁとは思います。私の理解が足りてなかっただけかも知れませんが。

「気づけば行動が変わる」と言うのは、例えば虫刺されを掻いていてそれに気づかなければ無意識に掻き続けるけど
「あ、掻いちゃ駄目だ」とか「掻きすぎてヒリヒリしてる、血も滲んでるや」と気づけば、やめる(行動を変える)事が出来る。
不安も一緒で、不安な事をぐるぐる考え続けて気づかなければ延々と考えてしまうけど「あ、また不安な事考えてるな」と気づけば思考のループから抜け出せる・・と言う事なんですが
正直「気づいたからやめよう」とはなかなかならないんじゃないかなと思うんです。勿論そうなれれば不安な事を考える時間が減り精神的ダメージは軽減出来るんですが、不安は冷静であるより感情的であるし、気づいたからと言ってその不安の種がなくなる訳ではないので
「そうは言っても不安なんだもん!」とまた考えがちなのではないでしょうか?
虫刺されなら「あ掻いちゃってる・・・でも痒い!!」と痒さに負けて掻き続けてしまうような。

《気づく》事は気づかないよりも「行動を変えるキッカケ」になりえますが《気づいた》からと言って必ずしも行動が変わる訳ではなく《気づいた》後に自分がどうするか選択する岐路に立つだけ。それすらも感情や惰性に飲み込まれてしまったら同じ選択をし続けてしまう。
だからこそ気づく《だけ》では駄目だよなあと思います。私は「気づくだけでいい」と言われ続け、「気づくだけ」をしてみても、気づいたから何?何も変わらない!と長年思い続けてきました。
今はやっと少し理解出来るようになりましたが、その『気づいて、掻き続けない方法』をどうやって表現したら良いのか模索中です。