怠けてはいけない病
以前、心屋仁之助さんのブログで うつやパニックは【怠けてはいけない病】である、といった内容の記事を読みました。
私は確かにそれはあるだろうなと思いました。
怠けていては「いけない」
何かしなくちゃ「いけない」
人に迷惑をかけては「いけない」
頑張らなきゃ「いけない」
このままじゃ「いけない」etc…
これらは自己肯定、自尊心が無い(低い)からそう思うのだと思います。
自尊心とは《自分の人格を大切にする気持ち》との事ですが、今の私が思う
自尊心とは《何も理由がなくても自分は素晴らしい存在である》と手放しで思える事なのではないかと思っています。
今までは勿論、そんな考え方など微塵もなくて
何かが出来るから偉い、頑張れる事(人)が偉い、と思っていました。
だから「何も出来ない自分=駄目」「頑張れない自分=駄目」と、自分に【不可】ばかり付けてきました。そうやって自ら、自分の潜在意識に「自分は駄目な人間である」と刷り込んで来た訳ですね。
エイブラハムのCDの中に『あなたは今、自分が思った通りの場所に居ます。』と言う言葉が出てきますが 正ににその通りだと思います。
自分の『望んだ通り』ではなく、自分の『思った通り』の場所、です。
今 自分がこういった状況にあるのも『思った通り』と言う事で納得がいくのです。
『思考は現実化する』と言いますが、それを創り出しているのはやはり自分だと思います。
【怠けてはいけない病】の話しに戻りますが、「〇〇しなきゃいけない」と言うのは「そうでなければ自分に価値はない」と言った気持ちの裏返しだと思います。
「そうでなければ自分に価値はない」「そうしなければ人に嫌われてしまう」そんな焦りや恐怖にいつも駆られているから、心は休まらず精神は疲弊して、ボロボロになっていく自分を「こんなんじゃ駄目だ」「甘えている」とまた叱責する、の繰り返し。
そんな事ばかりやってきて、気持ちが病まない訳がないのです。
何よりも大切にしなければならないものは自分。
世間の目、他人の評価、他人との比較ばかり気にしていたら、本当の自分も本当の自分の気持ちも分からなくなってしまいます。
とは言え、私自身も『本当の自分』を取り戻そうとしてる真っ最中です。長年培ってきた【思考グセ】は根強く、まだまだ私自身葛藤はありますが・・・。
焦らず『本当の自分』を取り戻す事、自尊心を育てる事をやっていきたいと思っています。